RCE 要件

課題1:出願明細書の質と出願コストのバランス

...しても早期に提出することが重要視されます。従って、外国出願する際には、明細書を徹底的に検討し直す必要が有るはずです。基本的なチェックポイントとして、例えば、以下のようなものが挙げられます。 開示要件について (1)関連技術に関する周知・公知事項を把握した上で実施可能要件が満たされているか検討 (2)適切な用語が使用されているか(用語が不適切であるが故に、権利化や権利行使に支障を来たす...

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課題2:中間処理(拒絶理由通知に対する応答など)の効率化とコスト低減

...国出願であっても、成功するか否かは我々の責任であるという認識を常に持って対応します。 弊所が中途で引き受けた案件には、最終拒絶理由通知(final office action)と継続審査請求(RCE)を繰り返して国内外代理人がお手上げの状況になった米国出願なども有りましたが、弊所で引き継ぎ後1又は2回の回答で許可を得ています。そのような案件の場合、出願時から弊所に任せて頂いていれば権利化まで...

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課題3:外国代理人費用の抑制

...拒絶に対する対応で欧米の代理人に負担をかけると、直ぐに帳消しになってしまいます。米国で審査官を説得することが出来ずに最後の拒絶理由通知(final office action)を受けて継続審査請求(RCE)というような状況になると、それで中間処理の費用は100万円を超えてしまうと思います。 極端な例では高名な米国弁護士に標準的な難易度の回答書を1回作成させたら500万円を超える請求が来たとい...

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米国(2): RCE (Request for Continued Examination)

もう一つ米国特許制度の大きな特徴と言えるのが、RCE(Request for Continued Examination)の存在です。 RCEは、最後の審査通知(final office action)が出た後に、拒絶を克服できない場合に、継続審査を要求できる制度です。[*但し、意匠特許(design ...
... 場合によっては、折角RCEしたのに、RCE後の最初の審査通知がFinal(しかもRCE前のFinal Actionと同じ拒絶理由)となってしまうことも有りますので注意が必要です。 具体的には、以下の2つの要件が同時に満たされると、RCE後の最初の審査通知がFinal Actionとなってしまいます。 (1) RCE前のクレームとRCE後のクレームとが同一である。 (2) RCE後の審査における拒絶の理由がRCE前の審査における拒絶の理由と同一である。 ...

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米国(3): 現在の米国における特許政策(並びに自明性審査とその対策)

...nt)の意思の認定に使用できないと規定された(§298)。2012年9月16日以降に発行された特許に対して適用。) 特許出願人又は特許権者の過失に対する罰則適用条件を緩和  - ベストモード要件違反を特許無効の理由から除外(2011年のAmerica Invents Act)  - Therasense, Inc. v. Becton, Dickinson & Co. (Fed. C...

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米国(4): 情報開示義務(IDS)

... Examination(補足審査又は補充審査)制度(2012年9月16日から施行)が導入されることになっており、関連情報をIDSとして提出しなかったことが不衡平行為と認められて特許が権利行使不能(unenforceable)となる事例は激減すると見込まれています。 しかし、上記のTherasense, Inc. v. Becton, Dickinson & Co.のケースでは、結局、差し戻された地裁において、CAFC大法廷により引き上げられた基準に基づいてもInequitable ...
... 特許成立後に、情報開示義務違反が認められると、権利行使不能(unenforceable)となってしまいます。 以前は、情報開示義務違反の判断基準には、"sliding scale"と称されるアプローチが採用されていました。これは、情報開示義務違反を有無を、以下の2つの要件のバランスで判断するものです: (1)開示しなかった情報が特許性に及ぼす重要性、及び (2)情報隠蔽の意図の存在の明確性 即ち、sliding scaleアプローチにおいては、(1)の重要性が高ければ、(2)の明確性が低くても不衡平行為(inequitable ...

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