2143.02 当業者

米国(3): 現在の米国における特許政策(並びに自明性審査とその対策)

...文献が異なる技術分野に属するものであるから組み合わせは不当」という反論で拒絶が撤回されることが屡々ありました。しかし、KRS判決以降は、異なる技術分野に属する先行技術文献であっても組み合わせることが当業者の常識の範囲内で容易であれば自明であるということになりました。従いまして、原則的には上記のような対応を考えるべきです。 上記(a)の審査官の誤解についてですが、特に米国の審査官は、技術内容の誤...

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欧州(5): 審査

...echnical problem, would have been obvious to the skilled person. クレームされた発明が提供する当該技術的課題の解決手段について、当業者が、最近似先行技術から出発して、該解決手段に到達することが自明であったかどうかを判断する。 [補足: 最近似先行技術を検討し、当該技術的課題に直面した当業者が、他の公知技術などを考慮した上で、...

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欧州(7): 異議申立手続き

...ることも可能です。 特許異議申立理由 以下の理由に基づいて、異議申立することができます。 - 特許性(新規性、進歩性、主題適格性、産業上の利用可能性)の欠如。 - 実施可能要件違反(当業者が実施可能な程度に発明が記載されていない)。 - 特許が、出願当初の明細書に開示されていなかった主題を含む(新規事項の導入)。 不明瞭性や単一性の欠如は異議理由としては採用されません。 ...

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米国(1)

...トにも寛容であり、多くの場合認められますが、欧州においては、図面のみをサポートとして主張しても、認められない傾向があります。 Q. 出願明細書には必ず実施例を記載する必要があるのか? A. 当業者が過度の実験なしに発明を実施できるように記載されていれば、明細書に実施例を記載する必要は有りません[In re Borkowski, 422 F.2d 904, 908, 164 USPQ 642...

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欧州(1)

...術に対する該発明のアドバンテージを特定することです。このアドバンテージを上記の「技術的課題」と考えれば良いと思います。] (iii)クレームされた発明が提供する当該技術的課題の解決手段について、当業者が、最近似先行技術から出発して、該解決手段に到達することが自明であったかどうかを判断する。 [補足: 最近似先行技術を検討し、当該技術的課題に直面した当業者が、他の公知技術などを考慮した上で、...

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進歩性の拒絶への対応(Part 3)

...す。 しかし、特に近年は、殆どの国において単に属する技術分野が異なるという理由だけで、進歩性が認められることは少なくなっています。日本、米国、欧州など殆どの国において、技術分野が異なっていても、当業者の常識の範囲内で、組み合わせることが合理的であれば自明というスタンスが採用されています。例えば、米国においてこのスタンスを明確にしたのが2007年のKSR判決です。 従って、単に技術分野が異な...

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